16:10 〜 16:35
★ [O05-05] 高等学校「地理基礎」について~開発と授業実践~
キーワード:新必修科目, 地理基礎, 主題的相互展開学習
文科省では,1976年から,教育実践の中から提起される諸課題や,学校教育に対する多様な要請に対応した新しい教育課程や指導方法を開発するため,学習指導要領等の国の基準によらない教育課程の編成や実施を認める研究開発学校制度を設けている。
また,2011年の日本学術会議の心理学・教育学委員会・史学委員会・地域研究委員会合同高等地理歴史科教育に関する分科会の中で,「歴史基礎」と「地理基礎」という新必修科目の創設が提案された。
これに関連して,筆者の勤務校である神戸大学附属中等教育学校は,2013年度から4年計画で研究開発学校の指定を受け,高等学校1年生に,「地理基礎」「歴史基礎」を必修科目として設置している。そして,グローバルな時空間認識の育成にとって有効な単元構成や年間指導計画を作成・実施に取り組んでいる。本発表では,本校の取り組みの中間報告として,「地理基礎」の構成と授業実践を報告する。
また,2011年の日本学術会議の心理学・教育学委員会・史学委員会・地域研究委員会合同高等地理歴史科教育に関する分科会の中で,「歴史基礎」と「地理基礎」という新必修科目の創設が提案された。
これに関連して,筆者の勤務校である神戸大学附属中等教育学校は,2013年度から4年計画で研究開発学校の指定を受け,高等学校1年生に,「地理基礎」「歴史基礎」を必修科目として設置している。そして,グローバルな時空間認識の育成にとって有効な単元構成や年間指導計画を作成・実施に取り組んでいる。本発表では,本校の取り組みの中間報告として,「地理基礎」の構成と授業実践を報告する。