17:00 〜 17:15
[MGI36-10] メタデータ管理による地球科学データの共有に向けたDIASの取り組み
キーワード:地球環境情報統融合プログラム, データ統合解析システム, 地球観測データ, メタデータ
地球環境情報統融合プログラム(DIAS-P)では,国内外の様々な観測データ,モデルデータなど地球環境に関するデータおよびメタデータを収集・管理しており,分野間でデータを相互利用するためのデータ基盤を構築している.多様なデータを適切に管理するためにはデータに対するメタデータの付与と管理が重要であり,我々はデータ統合・解析システム(DIAS)に格納されたデータに対して,データセットごとにISO19115/19139に基づくメタデータを付与している.さらに,関連するデータセンターからメタデータを収集しており,これらも含んで,多様な分野,形式,書式のメタデータを対象とした検索システムを構築している.
DIAS内で円滑にメタデータを共有し,さらに,多様な書式のメタデータに対して適切な検索等を実現するために,我々はメタデータを一元的に管理し,メタデータを利用する検索システム等に渡すためのメタデータ仲介システムの開発と運用を目指している.メタデータの書式を揃えて統一的に扱うために,ブローカーカタログサービスのためのソフトウェアであるGI-catを利用しており,また,英日メタデータの対応情報など,メタデータに付随する情報(メタメタデータ)の管理もメタデータ仲介システムが担うことを考えている.GI-catの利用にあたっては,開発元であるESSI-Labのグループと議論しながら,GI-cat自体のアップデートの可能性を踏まえつつ,利用法を検討している.実際に他機関から提供された異なる書式のメタデータを変換した試みや,GI-catを利用したDIAS内でのメタデータ共有に関して紹介する.さらに,本発表では,DIASにおける多様なメタデータの扱いと共に,DIASにおけるデータセットに対するDOI(Digital Object Identifier)付与の試みに関しても紹介する.DIASにおいて作成されたメタデータとDOI登録にあたって必要になるメタデータの対応を検討している.
DIAS内で円滑にメタデータを共有し,さらに,多様な書式のメタデータに対して適切な検索等を実現するために,我々はメタデータを一元的に管理し,メタデータを利用する検索システム等に渡すためのメタデータ仲介システムの開発と運用を目指している.メタデータの書式を揃えて統一的に扱うために,ブローカーカタログサービスのためのソフトウェアであるGI-catを利用しており,また,英日メタデータの対応情報など,メタデータに付随する情報(メタメタデータ)の管理もメタデータ仲介システムが担うことを考えている.GI-catの利用にあたっては,開発元であるESSI-Labのグループと議論しながら,GI-cat自体のアップデートの可能性を踏まえつつ,利用法を検討している.実際に他機関から提供された異なる書式のメタデータを変換した試みや,GI-catを利用したDIAS内でのメタデータ共有に関して紹介する.さらに,本発表では,DIASにおける多様なメタデータの扱いと共に,DIASにおけるデータセットに対するDOI(Digital Object Identifier)付与の試みに関しても紹介する.DIASにおいて作成されたメタデータとDOI登録にあたって必要になるメタデータの対応を検討している.