16:30 〜 16:45
[SGD22-09] 世界のVGOS整備の最新情報について
国際VLBI事業(IVS)では、GGOSを実現するため、VGOS (VLBI Global Observing System)とよばれる新たなVLBI観測システムの整備を推進している。VGOSは、地球規模の観測局の位置決定精度1mm以内、観測局位置及び地球姿勢パラメータ(EOP)の常時連続観測、及び24時間以内の初期成果提供を目標にしている。
VGOSを実現するため、VLBIアンテナには、高速駆動(毎秒12度)及び広帯域受信(2-14GHz)という性能が求められる。現在、4か国においてVGOSに準拠したアンテナが建設されており、新たに7か国でVGOSアンテナの整備計画がある。また、世界各国でVGOSに関連した各種実験が実施されている。
国土地理院では、2014年3月、アジア地域では初めてとなるVGOSに完全準拠した新しいVLBIアンテナを茨城県石岡市に建設した。
本発表では、世界のVGOSの整備状況に関する最新情報を共有するとともに、石岡のVGOSアンテナの運用状況について報告する。
VGOSを実現するため、VLBIアンテナには、高速駆動(毎秒12度)及び広帯域受信(2-14GHz)という性能が求められる。現在、4か国においてVGOSに準拠したアンテナが建設されており、新たに7か国でVGOSアンテナの整備計画がある。また、世界各国でVGOSに関連した各種実験が実施されている。
国土地理院では、2014年3月、アジア地域では初めてとなるVGOSに完全準拠した新しいVLBIアンテナを茨城県石岡市に建設した。
本発表では、世界のVGOSの整備状況に関する最新情報を共有するとともに、石岡のVGOSアンテナの運用状況について報告する。