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★ [O05-02] アンケート調査から見た「地学基礎」の現状と課題および改善点について
キーワード:高等学校教育, 地学, アンケート調査, リテラシー, フューチャーアース, ESD
日本は世界有数の変動帯に位置し、様々な自然災害と常に隣り合わせにいる。故に少しでも多くの国民が地学領域科目を学んでおくことが望ましいという事は、論ずるまでもない。そうした中、現行の「地学基礎」が2012年度に設定されてから3年が経過し、昨年度は初の大学入試センター試験も実施された。今回の学習指導要領改訂によって、今まで高校生の数パーセントにしか学ばれなかった地学領域科目が、基礎的内容とはいえ、ほぼ4分の1を越える生徒が学ぶようになった。こうした望ましい流れを確固たるものにするには、「地学基礎」の内容をより望ましい方向に改善し、更に選択されやすい体制となるように働きかけてゆく必要がある。
そこで本教育課程小委員会では、「地学基礎」の現状と課題を探るべく、授業を担当した教員を対象にしたアンケート調査を実施した。本セッションではこのアンケート調査結果を公表し、「地学基礎」の現状と課題および改善策を議論する。
そこで本教育課程小委員会では、「地学基礎」の現状と課題を探るべく、授業を担当した教員を対象にしたアンケート調査を実施した。本セッションではこのアンケート調査結果を公表し、「地学基礎」の現状と課題および改善策を議論する。