18:15 〜 19:30
[MIS32-P12] 新型XRF コアスキャナーの性能と海洋コア研究への応用
キーワード:XRFコアスキャナー, ITRAX, 海洋コア
2014年,高知大学海洋コア総合研究センターでは増設建て屋が完成し, 同8月に新型XRFコアスキャナー(COX社製)が導入された. 従来機器に比べ,微小領域の元素マッピングが可能になり, 高分解能,高解像度でコア試料が連続測定できる.機器の特徴として,以下が挙げられる.
1)測定幅が小さい(200μm×8mm)ため,微少な堆積構造(ラミナやバーブなど)の元素分布を連続的に非破壊で,高解像度の測定が可能である.
2)従来の機器に比べ管電流が高く,検出器の感度が高いため,1測点あたりに要する測定時間が短くても,十分な強度が得られる.
3)XRF測定と同時に,X線透過画像,カラーイメージが撮影でき,かつ,3つのデータを統合して解析が可能である.
今後の海洋コア研究への応用が期待される.
1)測定幅が小さい(200μm×8mm)ため,微少な堆積構造(ラミナやバーブなど)の元素分布を連続的に非破壊で,高解像度の測定が可能である.
2)従来の機器に比べ管電流が高く,検出器の感度が高いため,1測点あたりに要する測定時間が短くても,十分な強度が得られる.
3)XRF測定と同時に,X線透過画像,カラーイメージが撮影でき,かつ,3つのデータを統合して解析が可能である.
今後の海洋コア研究への応用が期待される.