18:15 〜 19:30
[HTT33-P02] 地球研アーカイブスにおける地球環境学際研究データの収集と利用
キーワード:学際研究, 成果公開
総合地球環境学研究所では、地球環境問題の根源としての人と自然の相互作用のあり方を解明することを研究所のミッションとして、多様な分野の研究者が所内外から集まり、相互に連携して研究に取り組んでいる。研究所のプロジェクト研究は、研究期間を3ないし5年に限り、すべて任期つきの研究者によって進められており、今後の大型研究のあり方に一石を投じている。
一方で任期つきの研究者が期間を限った研究プロジェクトを実施するため、いかに地球研らしい研究成果を地球研に積み上げていくか、ということが喫緊の課題となっている。
当研究所では、2007年度から地球研アーカイブスによって研究成果の蓄積と管理、研究資源の有効活用に取り組んでいる。2013年3月からは地球研アーカイブス・データベースを公開している。
データベースには出版物の書誌情報、成果報告書、外部評価、広報資料、フィールドで取得した資料の情報、観測データや地図データのほか、プロジェクト研究の履歴、行事のプログラム、一般向け講演の配布資料と録画などが収録されている。収録物は気候・気象、地理、水文水資源といった地球惑星科学にかかわる研究成果、文化人類学、生態学、公衆衛生、農学、言語学などさまざまな分野にまたがる統合的な研究成果が収められている。
したがって、地球研アーカイブスそのものが地球研で行われてきた統合的な地球環境研究の記録であるともいえる。また、地球研では毎年所内外から研究課題を公募しており、同時にこれまで進めてきた研究プロジェクトの成果を統合的に俯瞰し総合地球環境学を構築し、地球環境のあるべき姿を具現化するための研究が進められている。地球研の多くの研究プロジェクトは、異分野研究者と研究対象地域の多様なステークホルダーを巻き込んだ研究体制によって実施されている。そのため、地球研アーカイブスは、学際的な新たな研究テーマを探すための資料庫としても有用である。
一方で任期つきの研究者が期間を限った研究プロジェクトを実施するため、いかに地球研らしい研究成果を地球研に積み上げていくか、ということが喫緊の課題となっている。
当研究所では、2007年度から地球研アーカイブスによって研究成果の蓄積と管理、研究資源の有効活用に取り組んでいる。2013年3月からは地球研アーカイブス・データベースを公開している。
データベースには出版物の書誌情報、成果報告書、外部評価、広報資料、フィールドで取得した資料の情報、観測データや地図データのほか、プロジェクト研究の履歴、行事のプログラム、一般向け講演の配布資料と録画などが収録されている。収録物は気候・気象、地理、水文水資源といった地球惑星科学にかかわる研究成果、文化人類学、生態学、公衆衛生、農学、言語学などさまざまな分野にまたがる統合的な研究成果が収められている。
したがって、地球研アーカイブスそのものが地球研で行われてきた統合的な地球環境研究の記録であるともいえる。また、地球研では毎年所内外から研究課題を公募しており、同時にこれまで進めてきた研究プロジェクトの成果を統合的に俯瞰し総合地球環境学を構築し、地球環境のあるべき姿を具現化するための研究が進められている。地球研の多くの研究プロジェクトは、異分野研究者と研究対象地域の多様なステークホルダーを巻き込んだ研究体制によって実施されている。そのため、地球研アーカイブスは、学際的な新たな研究テーマを探すための資料庫としても有用である。