日本地球惑星科学連合2015年大会

講演情報

口頭発表

セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-TT 計測技術・研究手法

[H-TT33] 未来の地球環境と社会のための新しい情報基盤を構想する

2015年5月27日(水) 09:00 〜 10:45 101B (1F)

コンビーナ:*近藤 康久(総合地球環境学研究所)、石井 励一郎(海洋研究開発機構)、中野 孝教(大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 総合地球環境学研究所)、安富 奈津子(総合地球環境学研究所)、座長:近藤 康久(総合地球環境学研究所)、安富 奈津子(総合地球環境学研究所)

10:15 〜 10:18

[HTT33-P01] 大学間連携を通じた広域アジアにおける地球環境学リポジトリの構築-環境保全と地域振興を目指す新たな知の拠点形成事業

ポスター講演3分口頭発表枠

*関野 樹1 (1.総合地球環境学研究所)

キーワード:学際研究, セマンティックWeb

「大学間連携を通じた広域アジアにおける地球環境学リポジトリの構築-環境保全と地域振興を目指す新たな知の拠点形成事業-」事業は、総合地球環境学研究所を中心に30余りの国公私立大学付属の研究センターなどの協力の下で進められている事業で、地球環境問題に関して様々な分野のデータやそれらの所在情報を集めたリポジトリの構築を目指すものである。主な活動は二つあり、その一つが参加機関により進められている予備研究である。この中では、データの発掘や保全、利用事例の蓄積など、学際的なデータの活用に向けた取り組みが進められている。もう一つはデータ共有におけるセマンティク技術の応用で、「知識」という共通の枠組みでデータを捉える試みを進めている。これらの成果は、自然科学だけでなく人文科学も含めた学際的なデータ共有の仕組みの構築に貢献することが期待される。