16:45 〜 17:00
[G02-07] マーケティング手法を利用した防災教育プログラム
キーワード:防災教育, マーケティング, 東日本大震災, 防災訓練, 避難所運営訓練, 和歌山県
東日本大震災以降において、和歌山県内の学校で南海トラフの地震に対応するために防災訓練を含む防災教育を実施する学校が増えてきた。そこで和歌山大学が支援した和歌山県那智勝浦町の宇久井中学校での防災教育事例を紹介する。
そこではマーケティング手法を用いて、防災教育プログラムを開発して実践した。従来は専門家の講義で、済ませてきたことが多く、特に知識を教えるという講座が主体であった。そこにプログラムに順番を入れて、初めに感動するプログラム、科学的な講座、次に体験的なプログラムという順番で行った。
感動するプログラムでは東日本大震災での報道写真を毎日新聞社から提供いただき、和歌山大学で制作した「3.11メッセージ」を利用した。講座では地震や津波、災害について学習した。体験的なプログラムでは防災マップづくり、避難所運営体験などで、できるだけリアルな体験にすることに心がけた。
その結果、生徒のモチベーションは上がり、実施して良かったというアンケートをいただいた。このように防災教育には初めに心の教育というべき、感動してモチベーションを上げる工夫も実施することで感動し、知識だけでなく自ら動く教育につながる。
そこではマーケティング手法を用いて、防災教育プログラムを開発して実践した。従来は専門家の講義で、済ませてきたことが多く、特に知識を教えるという講座が主体であった。そこにプログラムに順番を入れて、初めに感動するプログラム、科学的な講座、次に体験的なプログラムという順番で行った。
感動するプログラムでは東日本大震災での報道写真を毎日新聞社から提供いただき、和歌山大学で制作した「3.11メッセージ」を利用した。講座では地震や津波、災害について学習した。体験的なプログラムでは防災マップづくり、避難所運営体験などで、できるだけリアルな体験にすることに心がけた。
その結果、生徒のモチベーションは上がり、実施して良かったというアンケートをいただいた。このように防災教育には初めに心の教育というべき、感動してモチベーションを上げる工夫も実施することで感動し、知識だけでなく自ら動く教育につながる。