日本地球惑星科学連合2016年大会

セッション情報

インターナショナルセッション(ポスター発表)

セッション記号 A (大気水圏科学) » A-AS 大気科学・気象学・大気環境

[A-AS01] Global Carbon Cycle Observation and Analysis

2016年5月24日(火) 17:15 〜 18:30 ポスター会場 (国際展示場 6ホール)

コンビーナ:*三枝 信子(国立環境研究所)、Patra Prabir(Research Institute for Global Change, JAMSTEC)、町田 敏暢(国立環境研究所)、茶谷 聡(国立環境研究所)

近年、温室効果気体や大気汚染物質に関する観測(人工衛星、航空機、船舶、地上観測点など)は向上している。また、国別・地域別排出インベントリデータの高分解能化も進んでいる。しかし、モデルにはまだ不確実な部分があり、観測データの空間カバレッジも十分でないため、全球・地域別の地表フラックスの推定には大きな不確実性が含まれているのが現状である。このため、温室効果気体等に関する統合的な観測・解析システムの構築が必要で、特に大気輸送モデルやインバージョン・データ同化手法の開発改良が急務である。こうした解析システムを用いて、いわゆるトップダウン法(大気中濃度から逆解析により地表フラックスを求める)とボトムアップ法(地表フラックスの多点観測データをスケールアップする)を比較・補完し、両者の精度を上げる取組が必要である。本セッションでは、温室効果気体や大気汚染物質の地表フラックスを求める手法の開発改良、そこから得られる全球・アジア太平洋での地表フラックスの変化の検出などを目的とし、土地利用変化、火災、他の人為起源(大規模)発生源の評価など、解決すべき課題について議論する。

17:15 〜 18:30

*秦 秀春1川崎 昌博1大橋 勝文2中山 智喜1松見 豊1雷 莉萍3賀 忠華3曾 招城4 (1.名古屋大学宇宙地球環境研究所、2.鹿児島大学、3.中国科学院リモートセンシングとデジタルアース研究所、4.香港中文大学)

17:15 〜 18:30

*齋藤 尚子1木本 周平1杉村 亮1今須 良一2塩見 慶3久世 暁彦3町田 敏暢4澤 庸介5松枝 秀和5 (1.千葉大学環境リモートセンシング研究センター、2.東京大学大気海洋研究所、3.宇宙航空研究開発機構、4.国立環境研究所、5.気象研究所)

17:15 〜 18:30

*市井 和仁1,2近藤 雅征1Patra Prabir1佐伯 田鶴1眞木 貴史3中村 貴4丹羽 洋介3植山 雅仁5林 真智2平 春2柳 裕二1三枝 信子2Asia-MIP Group (1.海洋研究開発機構 地球表層物質循環研究分野、2.国立環境研究所 地球環境研究センター、3.気象庁気象研究所、4.気象庁、5.大阪府立大学)

17:15 〜 18:30

*出原 雅也1秀森 丈寛1川崎 昌博1中山 智喜1松見 豊1笹子 宏史1寺尾 有希夫2野村 渉平2町田 敏暢2竹内 渉3安立 美奈子4今須 良一5Dhaka Surendra6Singh Jagmohan6高橋 けんし7 (1.名古屋大学宇宙地球環境研究所、2.国立環境研究所、3.東京大学生産技術研究所、4.筑波大学生命環境科学研究科、5.東京大学大気海洋研究所、6.デリー大学、7.京都大学生存圏研究所)