10:45 〜 11:00
*安田 一郎1 (1.東京大学大気海洋研究所)
口頭発表
セッション記号 A (大気水圏科学) » A-OS 海洋科学・海洋環境
2016年5月22日(日) 10:45 〜 12:15 102 (1F)
コンビーナ:*吉川 裕(京都大学大学院理学研究科)、原田 尚美(国立研究開発法人海洋研究開発機構)、西岡 純(北海道大学低温科学研究所)、座長:吉川 裕(京都大学大学院理学研究科)
計測技術と数値計算手法の進展により、海洋中の微細なスケールの混合と、より大きなスケールの物理・化学・生物過程との関連が着目されつつある。例えば、海洋表層でのせいぜい100m規模の乱流混合は、表層?亜表層間の栄養塩供給とそれを介した基礎生産、さらには生物による二酸化炭素吸収など、海盆規模の現象に関わっている。海洋内部での内部波の砕波に伴う乱流混合も微細なスケールで生じるが、密度面を横切る物質輸送や熱塩循環を通じて、全球規模の変動に深く関与する。従って、微細スケールの乱流混合といった物理プロセスの正確な理解は、より大きなスケールの海洋循環、物質循環、基礎生産過程の定量的な理解に帰結する。本セッションでは、乱流混合をキーワードとして、その物理・化学・生物に関する講演の投稿を期待し、活発な議論でそれぞれの理解を深めるとともに分野を横断した今後の研究の進展をはかる場としたい。
10:45 〜 11:00
*安田 一郎1 (1.東京大学大気海洋研究所)
11:00 〜 11:15
11:15 〜 11:30
*Takahiro Tanaka1、Ichiro Yasuda1、Kenshi Kuma2、Jun Nishioka3 (1.AORI, University of Tokyo、2.Faculty of Fisheries Science, Hokkaido University、3.ILTS, Hokkaido University)
11:30 〜 11:45
*本多 牧生1、Siswanto Eko1、松本 和彦1、岡 英太郎2、Cronin Meghan3 (1.海洋研究開発機構、2.東京大学、3.米国海洋大気庁)
11:45 〜 12:00
*三野 義尚1、鋤柄 千穂1、川上 創2、本多 牧生2、松本 和彦2、脇田 昌英2、喜多村 稔2、藤木 徹一2、笹岡 晃征2、阿部 理3、カイザー ジャン4 (1.名古屋大学宇宙地球環境研究所、2.海洋研究開発機構、3.名古屋大学環境学研究科、4.イースト・アングリア大学)
12:00 〜 12:15
*勝又 勝郎1 (1.海洋研究開発機構)