日本地球惑星科学連合2016年大会

セッション情報

口頭発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-GI 地球科学一般・情報地球科学

[M-GI22] 計算科学による惑星形成・進化・環境変動研究の新展開

2016年5月24日(火) 10:45 〜 12:15 A07 (アパホテル&リゾート 東京ベイ幕張)

コンビーナ:*牧野 淳一郎(理化学研究所計算科学研究機構)、林 祥介(神戸大学・大学院理学研究科 惑星学専攻/惑星科学研究センター(CPS))、井田 茂(東京工業大学大学院理工学研究科地球惑星科学専攻)、相川 祐理(筑波大学計算科学研究センター)、小河 正基(東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻)、梅村 雅之(筑波大学計算科学研究センター)、座長:小河 正基(東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻)

惑星形成・進化・表層環境の多様性の解明と理解に、計算機シミュレーションは大きな役割を果たしてきた。

しかしながら、近年においては、計算機の能力の進歩は続いているにもかかわらず、そのことが必ずしも直接にシミュレーションでできることの改善につながっていない面もある。90年代初頭に比べて計算機は6桁性能向上しているが、我々が行っているシミュレーションは量的にも質的にもそれに見合ったものにはなっていないようにも見える。

本企画セッションでは、「京」コンピュータにいたり、さらにはポスト「京」コンピュータ等で実現される計算能力の向上を、いかにして惑星科学の量的・質的な発展につなげるか、ということをテーマとする。このために、惑星形成・進化についての理論、観測、および数値計算手法についての発表を募り、計算惑星科学の将来計画についての総合的な議論の場とする。

惑星科学に限らず、地球科学のあらゆる分野からの分野横断的な参加を期待する。