日本地球惑星科学連合2016年大会

セッション情報

インターナショナルセッション(口頭発表)

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-TT 計測技術・研究手法

[M-TT05] Cryoseismology - a new proxy for detecting surface environmental variations of the Earth -

2016年5月26日(木) 10:45 〜 12:15 202 (2F)

コンビーナ:*金尾 政紀(国立極地研究所)、坪井 誠司(海洋研究開発機構)、伊藤 武男(名古屋大学大学院環境学研究科附属 地震火山研究センター)、Wiens Douglas(Washington University in St Louis)、Anandakrishnan Sridhar(Penn State University)、Winberry Jeremy(Central Washington University)、Anderson Kent(Incorporated Research Institutions for Seismology)、座長:豊国 源知(東北大学 大学院理学研究科 地震・噴火予知研究観測センター)、伊藤 武男(名古屋大学大学院環境学研究科附属 地震火山研究センター)

最近の地球温暖化により、特にグリーンランド氷床では氷体積の減少速度が顕著に加速している。これに伴い氷床縁辺の流動・崩壊・流出に関連した振動現象「氷河地震」が多数観測され、その発生様式と時空間分布の解明は温暖化に伴う氷床変動と増幅作用を知る上で重要である。氷河地震は、氷河・棚氷の流出、氷崖の崩落、氷床底面流動による基盤岩摩擦、氷床表面の融解、氷床下湖からの流出等で励起されるが、メカニズムは未解明な部分が多い。さらに海洋変動や氷床後退に伴う固体地球応答との関連等、氷河地震は極域表層環境変動の検知の新指標となる。最近南極の地震計データから西南極氷床下に新たな火山が発見され、また南米の巨大深発地震表面波で南極氷床下に氷震が多数励起された。このように雪氷変動と固体地球振動とを繋ぐ「雪氷圏地震学」の新たな学際的研究フロンティアである。
本セッションでは、氷河地震を中心に「雪氷圏地震学」に関連した話題:温暖化に伴う地震発生、活動様式、氷床氷河変動との関連、海氷海洋変動との相関、波動伝搬特性、共鳴的微動、極域の地殻マントル構造とダイナミクス、等を募る。

10:45 〜 11:15

*Douglas Wiens1Martin Pratt1Rick Aster2Andrew Nyblade3Peter Bromirski4Ralph Stephen5Peter Gerstoft4 (1.Washington University in St Louis、2.Colorado State University、3.Penn State University、4.Scripps Institution of Oceanography、5.Woods Hole Oceanographic Institution)

11:15 〜 11:45

*Jeremy Paul Winberry1Audrey D Huerta1Howard Conway2Sridhar Anandakrishnan4Richard Aster3Michelle Koutnik2Andrew Nyblade4Douglas Wiens5 (1.Central Washington University、2.University of Washington、3.Colorado State University、4.Pennsylvania State University、5.Washington University in Saint Louis)