10:45 〜 11:00
*芳野 極1 (1.岡山大学地球物質科学研究センター)
インターナショナルセッション(口頭発表)
セッション記号 S (固体地球科学) » S-IT 地球内部科学・地球惑星テクトニクス
2016年5月23日(月) 10:45 〜 12:15 304 (3F)
コンビーナ:*田中 聡(海洋研究開発機構 地球深部ダイナミクス研究分野)、土屋 卓久(愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター)、座長:太田 健二(東京工業大学大学院理工学研究科地球惑星科学専攻)、芳野 極(岡山大学地球物質科学研究センター)
観測と実験の両面から地球深部の構造、物質構成に関する研究は近年著しく進展してきたが、マントルの化学組成、核の軽元素の組成は未解決のままである。核とマントルの境界層領域は、地震学からは活発な対流運動が示唆されているのに、地球化学からは地球形成当初の痕跡が保持され続ける安定領域の存在が示唆されて、両者の描像は相容れない。また、地球内部の運動を駆動する熱源となる放射性同位体の種類と量も未解明である。このような地球内部科学における未解決の重要問題は、核とマントルを結合系としてとらえ、その相互作用を明らかにすることで初めて解明が可能となる。現在、地球中心部に至る温度圧力条件での実験が可能となっており、高精度な地球物理学観測、精密地球化学分析、数値シミュレーション技術も大きく発展している。一方、地球ニュートリノ観測による地球深部観測も実用性が高まってきた。本セッションでは、地球惑星科学においてそれぞれ独立に大きな進展を遂げてきた研究成果を一堂に会する機会を提供することにより、核-マントル相互作用と共進化に焦点をあて、地球深部科学における大きな未解決問題を解き明かすべく、議論と情報交換を進める。
10:45 〜 11:00
*芳野 極1 (1.岡山大学地球物質科学研究センター)
11:00 〜 11:15
11:15 〜 11:30
*桑原 秀治1、後藤 弘匡2、小川 展弘3、山口 飛鳥3、高畑 直人3、佐野 有司3、八木 健彦4、杉田 精司1,4 (1.東京大学大学院新領域創成科学研究科、2.東京大学物性研究所、3.東京大学大気海洋研究所、4.東京大学大学院理学系研究科)
11:30 〜 11:45
*太田 健二1、奥田 善之1、八木 貴志2、広瀬 敬3、新名 良介3 (1.東京工業大学 大学院理工学研究科 地球惑星科学専攻、2.産業技術総合研究所 計測標準研究部門、3.東京工業大学 地球生命研究所)
11:45 〜 12:00
12:00 〜 12:15
*Kono Yoshio1、Kenney-Benson Curtis1、Ikuta Daijo1、Shibazaki Yuki2、Wang Yanbin3、Shen Guoyin1 (1.Carnegie Institution of Washington、2.Tohoku University、3.The University of Chicago)