日本地球惑星科学連合2016年大会

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口頭発表

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[U-06] 大型研究計画-マスタープラン2017とその先を見据えて

2016年5月24日(火) 15:30 〜 16:55 102 (1F)

コンビーナ:*大久保 修平(東京大学地震研究所)、藤井 良一(名古屋大学)、永原 裕子(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻)、津田 敏隆(京都大学生存圏研究所)、木村 学(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻)、座長:大久保 修平(東京大学地震研究所)

世界のトップサイエンスとして学術的価値の高い研究は, 科研費規模の研究費では収まりきれず,いわゆる大型研究(研究経費総額100億円超)としての綿密な計画が必要となることが少なくない.このような大型計画の実現には, (1)コミュニティ内の様々な分野の間で厳しい「相互批判」を交わし,計画を練り上げること,及び(2)最終的にはコミュニティとして,優先順位について合意を形成すること,の2点が肝要となる.3年毎に策定される学術会議の大型研究マスタープラン(MP)は,このようなプロセスを強く促し,重点研究に選定された計画は,省庁の予算付けの参考にされることもある.
 現行のMP2014は,2017年春の改訂(MP2017)を経て,2020年には大改訂が行われることを踏まえ,計画中の大型研究の相互批判・相互理解の場として,本セッションを提案する.本セッションには,MP2017の公開ヒアリングの性格も持たせ,一般参加者からの評定を受付けることも検討している.また,総合討論では,より戦略的に地球惑星科学を進めるための視点について議論する.本セッションは,日本学術会議と日本地球惑星科学連合の共催である.

15:30 〜 15:43

*角皆 潤1植松 光夫2小畑 元2谷本 浩志3川口 慎介4篠原 宏志5田邊 優貴子6和田 章7 (1.名古屋大学大学院環境学研究科、2.東京大学大気海洋研究所、3.国立環境研究所、4.海洋研究開発機構、5.産業技術総合研究所活断層・火山研究部門、6.国立極地研究所、7.東京工業大学名誉教授)