10:45 〜 11:00
[AHW16-07] 大都市沿岸部における下水道由来の窒素動態
人口の急増する大都市域では、生活排水の増加にともなう水質汚濁が初期に直面する環境問題の一つであり、例えば大阪大都市圏でも1970年代以前は大きな問題であったが、流域下水道の整備にともない改善されてきた。その一方で、近年では下水管の劣化による地下水の流入や、降雨時の雨水の大量流入にともなう下水道由来の沿岸域への物質負荷が問題視されている。しかしながら、下水道由来の物質負荷が沿岸域に及ぼす影響は、これまで十分に定量化されてきたとはいえない。
そこで本研究では、早くから下水道が発達してきた大阪の沿岸域を対象に、下水道由来の窒素動態について明らかにすることを目的とする。
そこで本研究では、早くから下水道が発達してきた大阪の沿岸域を対象に、下水道由来の窒素動態について明らかにすることを目的とする。