10:15 〜 10:30
[HSC03-06] Cemeteries construction and National Trust in the Sayama Hills
キーワード:conservation movement, value of nature, NIMBY
狭山丘陵ではトトロのふるさと基金により,1990年よりナショナルトラスト活動が進められてきた.狭山丘陵は,都市近郊で自然が良く残るため.その良好な環境を保全しようとするナショナルトラスト活動が,多くの人の支持をうけて行われている.しかし,個人所有地が多く,産廃処分場などが作られて,虫食い状に開発が進んでしまっている.現在問題となっている,墓地開発問題が起こっている。かつて建設残土等が埋め立てられた谷頭であるが,都市住民が自然環境の豊かな場所に墓地を購入したいというニーズがあるためである。産廃埋め立てや墓地開発が問題となるのは,地域住民が利用せず,また必要とも考えていない施設であり,丘陵の環境,景観をただ破壊するだけのものである.