日本地球惑星科学連合2016年大会

講演情報

インターナショナルセッション(口頭発表)

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-IS ジョイント

[M-IS02] International Geosciences and Geoparks Programmeのこれから

2016年5月24日(火) 09:00 〜 10:30 A01 (アパホテル&リゾート 東京ベイ幕張)

コンビーナ:*中田 節也(東京大学地震研究所)、渡辺 真人(産業技術総合研究所地質情報研究部門)、目代 邦康(自然保護助成基金)、斎藤 文紀(国立研究開発法人産業技術総合研究所地質情報研究部門)、座長:渡辺 真人(産業技術総合研究所地質情報研究部門)、中田 節也(東京大学地震研究所)

10:00 〜 10:15

[MIS02-04] Activity of the Japanese Geoparks Network and the Japan Geopark Committee -constructing good relationship between society and geoscientists-

*渡辺 真人1斉藤 清一2 (1.産業技術総合研究所地質情報研究部門、2.日本ジオパークネットワーク)

キーワード:Geopark, International Geosciences and Geoparks Program, Japanese Geoparks Network

2008年の創立以来、日本ジオパーク委員会は日本のジオパークの推進に大きな役割を果たしてきた。2008年に日本ジオパークに認定された地域が設立した日本ジオパークネットワークは、当初2ー3年間はさほど活発ではなかったが、その後徐々に各地のジオパークの協力により活発に活動するようになった。日本ジオパークネットワークの大会、研修会などでは、科学者、行政職員、地域のガイド、市民などさまざまなタイプの人達が一堂に会して議論する。また、ジオパークの審査も日本ジオパーク委員会委員だけではなく、各ジオパークの経験ある担当者も加わって審査しており、この過程の議論は日本のジオパークの方向を決める重要な役割を果たしている。このように、日本ジオパークネットワークと日本ジオパーク委員会の活動は、ネットワークを通じて新たな地域社会と科学者の協力関係を築きつつある。