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[MIS15-P03] 南大洋インド洋区における海洋地質探査の概要:白鳳丸KH-16-1次航海速報
キーワード:南大洋インド洋区、南極周極流、海洋地質探査、KH-16-1次航海、デルカノライズ、コンラッドライズ
南大洋インド洋区において、白鳳丸を用いた海洋地球科学総合観測(KH-16-1)を実施した。デルカノライズおよびコンラッドライズにおいて、将来のIODP掘削を目指したサイトサーベイ(反射法地震探査)を行った。過去の航海においてコンラッドライズで明らかにした南極周極流起源のセディメントウェーブ(Oiwane et al., 2014)が、デルカノライズの海底下に断続的に認められることが明らかとなった。これは過去の南極周極流(の強流帯)が周期的に南北移動していたことを示唆する。