日本地球惑星科学連合2016年大会

講演情報

口頭発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-TT 計測技術・研究手法

[M-TT29] ソーシャルメディアと地球惑星科学

2016年5月22日(日) 10:45 〜 12:15 301A (3F)

コンビーナ:*天野 一男(茨城大学理学部地球生命環境科学科)、小口 高(東京大学空間情報科学研究センター)、伊藤 昌毅(東京大学生産技術研究所)、山本 佳世子(国立大学法人 電気通信大学)、座長:天野 一男(茨城大学理学部地球生命環境科学科)、伊藤 昌毅(東京大学生産技術研究所)

10:45 〜 11:00

[MTT29-01] ソーシャルメディアとテレビ番組の複合による地学・地理の普及

*小口 高1 (1.東京大学空間情報科学研究センター)

キーワード:ソーシャルメディア、テレビ番組、アウトリーチ

ソーシャルメディアは古典的なメディアであるテレビ、ラジオ、新聞等とは異なる特徴を有し、いくつかの利点も持っている。たとえばソーシャルメディアは災害の発生時などに高い速報性を発揮する。このため、ソーシャルメディアが既存のメディアに置き換わっていくという見方もある。一方で既存のメディアの影響力は依然として大きく、より確立された地位を持つという面もある。したがって、既存のメディアとソーシャルメディアを組み合わせて活用することが、しばしば重要となる。このような視点は地学や地理のアウトリーチの際にも必要である。本発表では、NHKの「ブラタモリ」に関連したツイッターの投稿を紹介し、二種類のメディアが地域の理解に対してシナジー効果を発揮していることを指摘する。