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[O02-P01] 「関口日記から見た江戸後期の天気」―古文書に記された天気の復元と分析―
キーワード:関口日記
江戸時代に記された古日記をもとに、天気の復元と分析を行った。素材にした「関口日記」の記述をデータ化すると史実と一致し、その信憑性は高い。
小氷河期と言われた江戸時代後期の晴天率は年間54.8%~57.0%で現代の53.0%と大きく変わらないが、雨の出現率は17.8%~18.6%で現代の27.2%に比べて低い。雪の出現率も1.2%~1.6%と現代の2.6%に比べて低く、小雨の傾向がある。
小氷河期と言われた江戸時代後期の晴天率は年間54.8%~57.0%で現代の53.0%と大きく変わらないが、雨の出現率は17.8%~18.6%で現代の27.2%に比べて低い。雪の出現率も1.2%~1.6%と現代の2.6%に比べて低く、小雨の傾向がある。