日本地球惑星科学連合2016年大会

講演情報

ポスター発表

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[O-02] 高校生によるポスター発表

2016年5月22日(日) 13:45 〜 15:15 ポスター会場 (国際展示場 6ホール)

コンビーナ:*原 辰彦(建築研究所国際地震工学センター)、久利 美和(東北大学災害科学国際研究所)、紺屋 恵子(海洋研究開発機構 地球環境変動領域)、成瀬 元(京都大学大学院理学研究科)、山田 耕(早稲田大学政治経済学術院)

13:45 〜 15:15

[O02-P07] 皆既月食の研究Ⅱ~ターコイズフリンジの謎~

西 健一郎1、*米盛 葵1、*下吹越 愛莉1 (1.鹿児島玉龍高等学校)

2014年10月8日と2015年4月4日に撮影した月食のターコイズフリンジ(以降TFと表す)
を色と太さの割合の点で比較した。TFの色が違って見えたのは、月が通過した地球の影の位置、
光がオゾン層を通過した時のエアロゾルがそれぞれ影響したためだと考えられる。また、処理画像を
元にTFの太さの最小値と最大値を計測すると太さに違いが見られた。数値化し比較するとどちら
も皆既終了後に数値が大きく下がり、その後似たような動きを繰り返した。ターコイズフリンジの発
見要因は、フィルムカメラからデジタルカメラへの移行だと考えられる。また、一昨年10月8日の
月と天王星の写真を利用し、月までの距離を求めた。