日本地球惑星科学連合2016年大会

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[O-02] 高校生によるポスター発表

2016年5月22日(日) 13:45 〜 15:15 ポスター会場 (国際展示場 6ホール)

コンビーナ:*原 辰彦(建築研究所国際地震工学センター)、久利 美和(東北大学災害科学国際研究所)、紺屋 恵子(海洋研究開発機構 地球環境変動領域)、成瀬 元(京都大学大学院理学研究科)、山田 耕(早稲田大学政治経済学術院)

13:45 〜 15:15

[O02-P18] 暗闇で見つけた!光の色による見えやすさの違い
~暗順応と感度上昇の波長特性~

*重原 優奈1、*根岸 あゆ香1前原 那南1 (1.群馬県立前橋女子高等学校)

キーワード:暗順応、光の色

暗闇の中、時間経過によって同じ一点の光がどのくらい遠くから見えるようになるかという実験を、光の色を赤、青、緑の3色に替えて行ったところ、実験の結果が大きく異なり、大変驚きました。どうしてこのような実験結果になったのか疑問に思い、研究を進めることにしました。実験の結果、暗順応するにしたがってどれほど光が見えるようになるかは、その光の色の波長に関係があり、短波長の光ほど見えやすくなることが分かりました。これは、中心となって働く目の細胞が、錐体細胞から桿体細胞に移行したことによると考えています。本当に暗い場所に行くと、温度の高い青い色の星はより明るく感じやすいということがあるかもしれません。