日本地球惑星科学連合2016年大会

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ポスター発表

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[O-02] 高校生によるポスター発表

2016年5月22日(日) 13:45 〜 15:15 ポスター会場 (国際展示場 6ホール)

コンビーナ:*原 辰彦(建築研究所国際地震工学センター)、久利 美和(東北大学災害科学国際研究所)、紺屋 恵子(海洋研究開発機構 地球環境変動領域)、成瀬 元(京都大学大学院理学研究科)、山田 耕(早稲田大学政治経済学術院)

13:45 〜 15:15

[O02-P35] ライトカーブと3-Dモデルから探る小惑星の表面特性

*土屋 健太郎1 (1.那須高原海城高等学校)

キーワード:小惑星、ライトカーブ、3-Dモデル

小惑星の表層組成は地上からの分光・多色測光観測(色)により、小惑星の地形など細かな表面特性については探査機での観測により得られてきた。
本研究は、地上からの測光観測と3-Dモデルによって小惑星の表面特性を調べたものである。地球から見た小惑星の断面積を経時変化曲線(形状ライトカーブとよぶ)に描き、測光ライトカーブと比較すると、それぞれの振幅(光度比)がほぼ一致した。形状ライトカーブは光度変化を表していると考えられた。
表層の詳細情報がある小惑星イトカワで、測光ライトカーブと形状ライトカーブを比較し、地形・地質分布が2つのライトカーブの差に表れることを確認し、他の小惑星の表面特性を類推した。