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[O02-P43] カルデラモデル実験から推定された火山噴出物の広がりについて
キーワード:火山地形、モデル実験、水蒸気爆発
おがくず・ペットボトル・風船を用いて爆発カルデラの地形形成モデル実験装置を作成し,条件を変えながら多量のおがくずを飛ばす方法を模索した。また,その結果から実際の火山の噴出物の飛び方を推測した。実験から,装置のペットボトルを長くするとおがくずがより広範囲に飛ぶ可能性が高いことがわかった。また,ペットボトルの長さを爆発時の水蒸気の量とみなすと,実際の火山でも一定の大きさの粒子は水蒸気の量に比例して飛距離を出すことが推測された。