日本地球惑星科学連合2016年大会

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[O-02] 高校生によるポスター発表

2016年5月22日(日) 13:45 〜 15:15 ポスター会場 (国際展示場 6ホール)

コンビーナ:*原 辰彦(建築研究所国際地震工学センター)、久利 美和(東北大学災害科学国際研究所)、紺屋 恵子(海洋研究開発機構 地球環境変動領域)、成瀬 元(京都大学大学院理学研究科)、山田 耕(早稲田大学政治経済学術院)

13:45 〜 15:15

[O02-P56] 大森浜の海岸浸食と砂の堆積10-イカ看板再び現る!-

*花田 愛海1岡田 結衣1 (1.遺愛女子高等学校)

キーワード:海岸浸食

私たちのクラブでは2006年から函館市大森浜でハンドレベルを用いた簡易測量を行い砂浜の地形変化と砂の変化を調査してきた。2010年から2011年には浜の西側で大きく浸食が進み、通称「イカ看板」が根本の砂を失い倒れてしまった。その後、砂の下に埋まったが、2015年4月に再び浸食が進み看板は姿を現した。2009~2010年の高い平均潮位に比べると、2014~15年は潮位が低く、14年7月には汀線付近に砂が堆積した高まりがみられたが、14年12月に急速に発達した低気圧による高潮が発生した。砂浜の地形変化と、潮位変化および沿岸流の原因である風の関係について考察する。