日本地球惑星科学連合2016年大会

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[O-05] 地球科学界と原子力発電の関係 ー浜岡原発を題材としてー

2016年5月22日(日) 10:45 〜 12:15 コンベンションホールB (2F)

コンビーナ:*金嶋 聰(九州大学大学院理学研究院地球惑星科学部門)、橋本 学(京都大学防災研究所)、鷺谷 威(名古屋大学減災連携研究センター)、川勝 均(東京大学地震研究所)、末次 大輔(海洋研究開発機構 地球内部変動研究センター)、座長:川勝 均(東京大学地震研究所)、鷺谷 威(名古屋大学減災連携研究センター)

11:10 〜 11:30

[O05-05] セッションのまとめとパネル・ディスカッションの趣旨説明

★招待講演

*金嶋 聰1川勝 均2末次 大輔3鷺谷 威4橋本 学5 (1.九州大学大学院理学研究院地球惑星科学部門、2.東京大学地震研究所、3.海洋研究開発機構 地球内部変動研究センター、4.名古屋大学減災連携研究センター、5.京都大学防災研究所)

キーワード:浜岡原子力発電所、地球科学界、海溝型巨大地震

本セッションでは対象を浜岡原発に絞り、同原発に関する最新の地球科学的研究成果の検討を軸に、同原発と地球科学界との関連の歴史的総括及び今後のあるべき関係、といったトランスサイエンス的な話題も取り入れて議論したい。本講演では、私たちが過去3年間に主催し地球科学と原子力発電の問題を議論したセッションを簡単に振り返る。さらに本セッションで行われた講演を踏まえて、総合討論における議論の方向を定める。また、浜岡原発の安全性に関して議論されるべきであると私たちが考える二三の地球科学的問題点を提起する。