14:00 〜 14:15
[SSS33-02] 防災リテラシーを向上させるための「防災リテラシーハブ」の開発
キーワード:防災リテラシー、インストラクショナルデザイン、災害対応能力、研修・訓練
本論文は、「防災リテラシー」を体系化・一般化するための「防災リテラシーハブ」というシステムの概念を提案し、一般市民や災害対応従事者が防災リテラシーに関する素材を共有することができるような「防災リテラシーハブ」の設計について論じたものである。
21世紀前半の大規模地震災害を乗り越えるためには、構造物などによる被害抑止策だけではなく、一般市民・災害対応従事者など人々や組織による被害軽減策も重要であり、彼らが身につけるべき「防災に関係する知識・対応能力」を防災リテラシーと定義した。
防災リテラシーハブの概念設計については、インストラクショナルデザインの考え方をもとに、一般市民、・災害対応従事者が、「実際に研修映像を見ながら、教材と確認テストによって、視聴覚的に学ぶことができるスタイル」(映像でまなぶ)、「学校で教員が使う指導案(授業の進行計画)(guidance/teaching plan)と教材によって、学校・地域・自治体などで研修・訓練を行いたいと考えている人が、研修・訓練の展開や指導の方法・コツを学ぶことができるスタイル」(指導案でおしえる)、「防災リテラシーに関する素材を、投稿したり、検索したりしながら学ぶことができるスタイル」(資料を収集・整理する)の3種類を提案した。
21世紀前半の大規模地震災害を乗り越えるためには、構造物などによる被害抑止策だけではなく、一般市民・災害対応従事者など人々や組織による被害軽減策も重要であり、彼らが身につけるべき「防災に関係する知識・対応能力」を防災リテラシーと定義した。
防災リテラシーハブの概念設計については、インストラクショナルデザインの考え方をもとに、一般市民、・災害対応従事者が、「実際に研修映像を見ながら、教材と確認テストによって、視聴覚的に学ぶことができるスタイル」(映像でまなぶ)、「学校で教員が使う指導案(授業の進行計画)(guidance/teaching plan)と教材によって、学校・地域・自治体などで研修・訓練を行いたいと考えている人が、研修・訓練の展開や指導の方法・コツを学ぶことができるスタイル」(指導案でおしえる)、「防災リテラシーに関する素材を、投稿したり、検索したりしながら学ぶことができるスタイル」(資料を収集・整理する)の3種類を提案した。