17:15 〜 18:30
[SVC48-P13] 霧島火山飯盛山の溶岩流地形
キーワード:溶岩流、偽火口
本研究では霧島山の北西端に位置する飯盛山の溶岩流の地形について調査研究を行った。
航空写真を用いた地形判読により、飯盛山溶岩流を18のフローユニットに区分し、古い順からA~Rフローユニットと名付けた。溶岩流は飯盛山の北側に広く分布し、南北に直交した溶岩じわ、溶岩堤防が認められる。入佐原、岡元、三堂地区には溶岩流の先端から中部にかけて直径150~225m、深さ5~60mの窪地がみられた。それらの地形及び周辺の堆積物から判断すると,窪地は飯盛山の溶岩流が古加久藤湖に流入して生じた偽火口の可能性がある。
航空写真を用いた地形判読により、飯盛山溶岩流を18のフローユニットに区分し、古い順からA~Rフローユニットと名付けた。溶岩流は飯盛山の北側に広く分布し、南北に直交した溶岩じわ、溶岩堤防が認められる。入佐原、岡元、三堂地区には溶岩流の先端から中部にかけて直径150~225m、深さ5~60mの窪地がみられた。それらの地形及び周辺の堆積物から判断すると,窪地は飯盛山の溶岩流が古加久藤湖に流入して生じた偽火口の可能性がある。