日本地球惑星科学連合2016年大会

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[U-03] 日本地球惑星科学連合と学術出版による科学情報発信

2016年5月23日(月) 13:45 〜 15:15 コンベンションホールB (2F)

コンビーナ:*川幡 穂高(東京大学 大気海洋研究所)、小田 啓邦(産業技術総合研究所地質情報研究部門)、津田 敏隆(京都大学生存圏研究所)、座長:小田 啓邦(産業技術総合研究所地質情報研究部門)

13:45 〜 13:52

[U03-01] 「Progress in Earth and Planetary Science」と地球惑星科学の発展

*津田 敏隆2井龍 康文3川幡 穂高1 (1.東京大学 大気海洋研究所、2.京都大学、3.東北大学)

キーワード:「Progress in Earth and Planetary Science」、地球惑星科学、出版

2014年4月より,参加50学会と協力し,完全OA電子ジャーナルをSpringer社よりProgress in Earth and Planetary Science (PEPS)を順調に出版しています.レビュー論文の掲載率は30%と高くなっており,当初の目標20%を達成しています.また,質の高い論文が多いこともあり,高いアクセス数(15万件)を誇っており,世界への情報発信は強化されています.2014年4月から1年間に出版された論文を基に計算した暫定IFは,雑誌で2.9,本まで含めると3.3で,この分野の引用には時間が多少かかることを考慮すると,この数字はより上昇すると推定され,地球惑星科学において世界と競争できる位置にいます.今後データ出版も含めて,新しい情報発信にトライしていこうと思います.JpGUのジャーナルの目的は,JpGU参加学会と協力して,出版を介して世界の地球惑星科学の発展に寄与することです.