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[U03-04] Science and Technology of Advanced Materials誌を例とするオープンアクセスジャーナルの安定化の条件 学術誌創刊350年の歴史に寄せて
キーワード:オープンサイエンス政策、オープンアクセスジャーナル、投稿者負担金、持続的ジャーナル出版
オープンアクセスという新たな論文配信を転機として,日本政府は日本発学術誌の国際発信力強化を支援し,同時に日本発論文のオープンアクセス化を後押ししている。学協会,図書館,大学・研究機関は,この政府方針を受けて何らかのオープンアクセス化に取り組み,何らかの方法でその成果を示す期待の中に置かれている。本講演では,投稿者負担金(APC)を含めオープンアクセスジャーナルの今後の課題や可能性を視野に,物質・材料研究機構(NIMS)が支援する材料科学分野でのゴールドオープンアクセスジャーナル『Science and Technology of Advanced Materials(STAM)』誌を例に,購読誌として7年、OA誌として8年の歩みに学ぶ安定的運営と発展するための出版条件を考察する。
(参考文献:https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/58/5/58_372/_pdf)
(参考文献:https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/58/5/58_372/_pdf)