日本地球惑星科学連合2016年大会

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[U-03] 日本地球惑星科学連合と学術出版による科学情報発信

2016年5月23日(月) 13:45 〜 15:15 コンベンションホールB (2F)

コンビーナ:*川幡 穂高(東京大学 大気海洋研究所)、小田 啓邦(産業技術総合研究所地質情報研究部門)、津田 敏隆(京都大学生存圏研究所)、座長:小田 啓邦(産業技術総合研究所地質情報研究部門)

15:11 〜 15:15

[U03-05] 「Earth, Planets and Space」のオープンアクセス出版

*小川 康雄1小田 啓邦2 (1.東京工業大学火山流体研究センター、2.産業技術総合研究所)

キーワード:"Earth, Planets and Space"、オープンアクセス、研究成果公開促進費

欧文学術誌Earth, Planets and Space (EPS 誌) は地球電磁気・地球惑星圏学会, 日本地震学会, 日本火山学会, 日本測地学会, 日本惑星科学会の5 学会によって共同出版されている地球惑星科学分野のジャーナルである。EPS 誌はJournal of Geomagnetism and Geoelectricity およびJournal of Physics of the Earth の2 誌の後継誌として1998 年に創刊された。EPS 誌は平成25-29年度の研究成果公開促進費「国際情報発信力強化」のサポートのもと、2014 年1 月から完全なオープンアクセス化に移行した。オープンアクセスによるvisibility の向上と広報活動によって、投稿数は順次増加し、2015年には366編に達した。これは2012年の投稿数のほぼ2倍である。投稿から出版までの時間も5ヶ月程度に短縮している。特集号を積極的に採用しすでに15テーマの特集号が立ち上がっている。今後とも、レターを重視しつつ日本地球惑星科学連合と連携をはかる。