日本地球惑星科学連合2018年大会

セッション情報

[EE] ポスター発表

セッション記号 A (大気水圏科学) » A-AS 大気科学・気象学・大気環境

[A-AS05] Precipitation Extreme

2018年5月23日(水) 10:45 〜 12:15 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7ホール)

コンビーナ:谷田貝 亜紀代(弘前大学大学院理工学研究科)

地球温暖化により豪雨の頻度が増え、多雨地域はより降水が増し、乾燥・半乾燥地域では減少するとされる。複雑な地形、降水システムの階層構造を持つアジアの降水量変動は、古くから研究されているが、温暖化に伴う豪雨や渇水の社会影響や防災の点から、極端降水や山岳降水の定量評価、モニタリング、その将来変化予測が国際的な喫緊の課題となっている。日本は、高解像度モデルシミュレーションや降水に関する衛星ミッションンで世界を先導しているだけでなく、アジアの陸域で整備された雨量計による高精度のAPHRODITE日降水データは、モデルや衛星検証、ダウンスケーリングに広く用いられてきた。しかし、極端降水といっても、観測データ解析と、モデル 開発・利用研究とレーダを用いる防災には未だギャップがある。そこで本sessionでは、極端降水に焦点をあて、さまざまな手法で本課題に携わるものが意見交換を行うことを目的とする。降水のExtremeをメインに据えるが、雪/雨の評価や気温、台風などの風雨や土石流災害などの現業的課題も歓迎する。

*He Sicheng1Jing Yang1,2,3Qing Bao4,5Lei Wang5 (1.Faculty of Geographical Science, Academy of Disaster Reduction and Emergency Management, Beijing Normal University, Beijing 100875, China、2.Key Laboratory of Environmental Change and Natural Disaster, Ministry of Education, Beijing Normal University, Beijing 100875, China、3.State Key Laboratory of Earth Surface Processes and Resource Ecology (ESPRE), Beijing Normal University, Beijing 100875, China、4.Institute of Atmospheric Physics, Laboratory of Numerical Modeling for Atmospheric Sciences and Geophysical Fluid Dynamics(LASG), Chinese Academy of Sciences, Beijing 100029, China、5.University of Chinese Academy of Science, Beijing 100029, China)

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