[H-RE13] 再生可能エネルギー分野での地球科学データの可能性

2018年5月22日(火) 17:15 〜 18:30 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7ホール)

コンビーナ:大竹秀明(国立研究開発法人　産業技術総合研究所　太陽光発電研究センター)、宇野史睦(産業技術総合研究所)、島田照久(弘前大学大学院理工学研究科、共同)、野原大輔(電力中央研究所)

国内外において、再生可能エネルギーの導入量が飛躍的に増加し、電力システムに対する存在感も大きくなりつつある。しかし、自然変動性や資源の偏在性により、再生可能エネルギーだけでは安定した基盤電源となるのが難しい。再生可能エネルギーを有効に利用するためには、資源量・変動要因・予測可能性等を理解した上で、他の電源（火力発電、水力発電など）や蓄エネルギー（揚水発電や蓄電池など）と組み合わせながら利用することが望ましい。そのためにも, 地球科学分野が持つ観測や予測情報をエネルギー分野が活用しやすい形で分析、応用する必要がある。
現在では気象モデル、リモートセンシング技術などによる予測・実測データは再生可能エネルギーや電力システムの応用分野に不可欠なデータとなっている。本セッションでは、太陽光発電、風力発電、地熱発電、海流・潮流発電、波力発電、バイオマス発電といった再生可能エネルギー分野全般の講演を募集し、地球科学データの活用状況、課題、今後の可能性、再生可能エネルギー分野から地球科学分野への要請等について、広く意見交換を行うことを目的としている。

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[HRE13-P01] 浅瀬石川流域におけるオープン方式地中熱ヒートポンプシステムのための浅層地下水水質評価

*井岡聖一郎¹、町田功²、村岡洋文¹、鈴木陽大³ (1.弘前大学北日本新エネルギー研究所、2.国立研究開発法人産業技術総合研究所、3.弘前大学理工学研究科)

[HRE13-P02] Application of Meteorological data to future electrical power fields

*大竹秀明¹、宇野史睦¹、大関崇¹ (1.国立研究開発法人　産業技術総合研究所　太陽光発電研究センター)

[HRE13-P03] Wind Power Potential Variability in the Middle East

*Chak Man Andrew Yip¹、Udaya B Gunturu¹、Georgiy L Stenchikov¹ (1.KAUST)

[HRE13-P04] Verification for 1 day time series of the near surface wind speed forecast from the numerical weather prediction model according to the classification of the surface pressure pattern

*Takeshi Watanabe¹、Masamichi Ohba¹、Daisuke Nohara¹、Shinji Kadokura¹ (1.Central Research Institute of Electic Power Industry)

[HRE13-P05] 幾何学的、機械学習的アプローチを用いた全天雲画像からの局所太陽光発電量予測の取り組み

*神山徹¹、太田裕貴²、高瀬竜一¹、吉見隆¹、中村良介¹ (1.産業技術総合研究所、2.早稲田大学)

[HRE13-P06] Evaluation of AMATERASS surface solar radiation with ground-based observations in Japan

*Alessandro Damiani¹、Hitoshi Irie¹、Takashi Horio¹、Tamio Takamura¹、Pradeep Khatri²、Hideki Takenaka³、Takashi Nagao³、Takashi Y. Nakajima⁴、Raul R. Cordero⁵ (1.CEReS, Chiba University, Japan、2.Tohoku University, Japan、3.EORC, JAXA, Japan、4.Tokai University, Japan、5.Santiago University, Chile)

[HRE13-P07] 複数予報機関の全球アンサンブル予測を利用した日射量予測の大外し検出

*宇野史睦^1,2、大竹秀明^1,2、松枝未遠^3,4、山田芳則² (1.産業技術総合研究所、2.気象研究所、3.筑波大学、4.Oxford University)

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