*堀 高峰1 (1.独立行政法人海洋研究開発機構・地震津波海域観測研究開発センター)
セッション情報
[JJ] Eveningポスター発表
セッション記号 S (固体地球科学) » S-TT 計測技術・研究手法
[S-TT51] ハイパフォーマンスコンピューティングが拓く固体地球科学の未来
2018年5月23日(水) 17:15 〜 18:30 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7ホール)
コンビーナ:堀 高峰(独立行政法人海洋研究開発機構・地震津波海域観測研究開発センター)、八木 勇治(国立大学法人 筑波大学大学院 生命環境系)、汐見 勝彦(国立研究開発法人防災科学技術研究所)
近年の計算機科学・計算科学の発達によって、様々な分野で従来は困難と考えられてきたフォワード計算やそれを利用した逆解析が可能になりつつある。固体地球科学においても、高密度化する観測データをフルに活用した高詳細なモデルでの地震波伝播や地殻変動・津波伝播の計算、多数回計算を行うことによる物性や構造の誤差の影響の検討、誤差にガウス分布以外の一般的な分布を許した断層すべりの逆解析などが行われつつある。そこで、実際にフォワード計算や逆解析を行っている方々に現状の手法の抱える問題を提起して頂き、計算機科学・計算科学の発達を、固体地球科学分野の様々なフォワード計算や逆解析にフルに活用して解決していく方向性について議論したい。こうした方向性に関心のある方々(特に学生や若い研究者)の積極的な講演申し込みを期待する。