15:30 〜 16:00
[HCG21-06] Climatic effects of land use and large-scale deforestation in Earth System Models
★Invited Papers
*Victor Brovkin1、Lena Boysen1、Julia Pongratz1 (1.Max Planck Institute for Meteorology)
[EE] 口頭発表
セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-CG 地球人間圏科学複合領域・一般
2018年5月21日(月) 15:30 〜 17:00 A02 (東京ベイ幕張ホール)
コンビーナ:立入 郁(海洋研究開発機構)、横畠 徳太(国立環境研究所)、田中 克政(国立環境研究所、共同)、高橋 潔(国立研究開発法人国立環境研究所)、座長:立入 郁(海洋研究開発機構)、横畠 徳太(国立環境研究所)
気候変動に対する効果的な緩和・適応策策定のためには、様々な人間活動の変化と地球システムの変化の相互作用の定量的評価が重要である。例えば、土地利用改変を伴う緩和・適応策の実施は、地表の植生分布を変えることを通して、二酸化炭素の吸収・排出量や地表面の物理特性に影響を及ぼす。バイオ燃料作物を栽培することは重要な緩和策の一つであるが、炭素循環や水循環に影響を与えるだけでなく、生物多様性の保全にも影響を及ぼしうる。一方、将来の気候変化は、海洋と陸上の自然生態系への影響に加え、水資源や農作物・家畜・魚介類などの食料資源、インフラ設備や労働環境、人々の健康など、人間システムの様々な要素に影響を与える。気候―人間システムの相互作用の精密な取り扱いは、これまで別々に扱われてきた緩和と適応の統合的取り扱いへとつながる可能性もある。
本セッションでは、気候―人間システムの相互作用についてのさらに深い理解を目指し、全球スケールの相互作用の整理を主要な目的としつつも、地域・サイトスケールの発表や、気候→人間システム、あるいは気候←人間システムのような一方向のみの研究発表も受け付け、幅広い議論を行いたい。
15:30 〜 16:00
*Victor Brovkin1、Lena Boysen1、Julia Pongratz1 (1.Max Planck Institute for Meteorology)
16:00 〜 16:15
*Hanasaki Naota1、周 茜1 (1.国立環境研究所)
16:15 〜 16:30
*Yoshihide Wada1 (1.International Institute for Applied Systems Analysis)
16:30 〜 16:45
Discussion (16:45 〜 17:00)
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