10:45 〜 11:00
セッション情報
[JJ] 口頭発表
セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-CG 地球人間圏科学複合領域・一般
[H-CG27] 原子力と地球惑星科学
2018年5月24日(木) 10:45 〜 12:15 301B (幕張メッセ国際会議場 3F)
コンビーナ:笹尾 英嗣(国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 東濃地科学センター)、佐藤 努(北海道大学工学研究院)、幡谷 竜太(一般財団法人 電力中央研究所)、座長:笹尾 英嗣
原子力の平和利用は,エネルギー問題や環境問題等を解決するための糸口になると考えられるが、その一方で,福島第一原子力発電所事故を契機として,原子力施設の耐震安全性,放射性物質の環境動態や放射性廃棄物の処理・処分等の諸問題が顕在化している。また,2017年には高レベル放射性廃棄物地層処分に係る「科学的特性マップ」が公表されるなど,国を中心に地層処分への理解促進に向けた動きが進められ,原子力に対する地球惑星科学に関わる研究者・技術者の説明責任も大きくなっている。本セッションでは,これまで地層処分を中心として原子力と地球惑星科学の関連を取り上げてきた。今年は,地層処分に主軸を置き,放射性廃棄物の地層処分や中深度処分の安全性に大きな影響を与える可能性がある,地質環境特性,微生物-核種相互作用,鉱物-水相互作用,セメント-地下水相互作用などに関する発表を広く募集する。加えて,敷地内活断層やセシウム等の放射性核種の環境動態、汚染除去土壌の減容・再利用など,原子力と地球惑星科学に関連するテーマの発表も期待する。これらの発表によって,理学・工学,社会科学といった異文化の交流や協働を促進することを目指す。
11:00 〜 11:15
*加来 謙一1 (1.原子力発電環境整備機構)
11:15 〜 11:30
*中村 秀規1 (1.公立大学法人富山県立大学)
11:30 〜 11:45
*Yama Tomonaga1、Niels Giroud2、Nikitas Diomidis2、Matthias S. Brennwald3、Edith Horstmann3、Rolf Kipfer3、Paul Wersin1 (1.University of Bern, Institute of Geological Sciences、2.National Cooperative for the Disposal of Radioactive Waste (Nagra)、3.Eawag, Swiss Federal Institute of Aquatic Science and Technology)
11:45 〜 12:00
Discussion (12:00 〜 12:15)