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[AOS14-01] 陸域地表水動態モデリングに必要な高精度地形データの整備
キーワード：地形データセット、地表水、モデリング
陸域における水動態は、流れの支配方程式自体はシンプルであり、数値モデル化もそれほど難しくはない。しかし、現実世界の水動態を再現するには、境界条件である詳細な地形データが必要である。地表面標高は、日本などの先進国では航空機観測などによる高精細なデータが手に入るが、全球規模では衛星観測によるSRTMなどが唯一の情報源となり、まだ多くの誤差が残されている。水路網情報・水面下地形情報となると、広域をカバーした高精度地形データはほとんど手に入らない。本発表では、これらの課題を解決するために東京大学にて開発している全球高精度・高解像度の地形データ整備について紹介する。