[O06-P18] 中央アルプスのジオパーク化への取り組み 2017
キーワード:日本ジオパークを目指す取り組み、ジオストーリー作り
中央アルプスの宝剣岳、空木岳、そして木曽駒ヶ岳などは、カール、モレーンなどの氷河地形を有するとともに、これら氷河地形がふもとの市街地からも一望できる、という全国でも固有の特徴を持つ。これに加えて、日本の高山帯を象徴するような地形が数多くみられるとともに、花こう岩地質から生み出された大量の土砂は扇状地を形成し、田切地形を発達させている。さらに、人々の生活圏には断層が多く走っており、こうした主に中央アルプス北部が育む豊富なジオ資源は、人々の暮らしとも密接に関連し、地形、水などの特性に合わせた産業や文化が発達してきた。
このようなジオ的背景をもとに、駒ヶ根市が中心となり、平成27年度から取り組みが始まり、平成28年12月には8市町村を含む約60団体で推進協議会を設立した。
本ポスターセッションでは、現在までの取り組みを皆さんに知っていただくとともに、今後ジオパーク化を目指す当地域へのご助言等、情報交換の場としたいと考えている。
このようなジオ的背景をもとに、駒ヶ根市が中心となり、平成27年度から取り組みが始まり、平成28年12月には8市町村を含む約60団体で推進協議会を設立した。
本ポスターセッションでは、現在までの取り組みを皆さんに知っていただくとともに、今後ジオパーク化を目指す当地域へのご助言等、情報交換の場としたいと考えている。