[PPS03-P16] 探査候補天体探索の為の物理観測
キーワード:小惑星、観測
日本は小惑星探査をはやぶさ(MUSES-C)で実施し、引き続きはやぶさ2も現在実行中だが、その探査になる候補となる天体を選び出し、その物理的特性を事前に知っておくことは。探査を実行するにあたって、必要不可欠なことである。MUSES-C計画が開始される前の時代からはやぶさ2では我々のグループでは探査候補天体の物理観測を行ってきた (Abe+2000, Ishibashi+2000a, +2000b, Ishiguro+2003, Kaasalainen+2003, Ohba+2003, Sekiguchi+2003, Cellino+2005, Lederer+2005, Müller+2005, Nishihara+in-press, Müller+2007, Hasegwa+2008, Müller+2011, Urakawa+2011, Kim+2013, Kuroda+2014, Ishiguro+2014, Müller+2014, Müller+2017, Perna+2017)。現在、はやぶさ2は既に打ち上がられており、探査する小天体はC-complex asteroidの162173 Ryuguと決まっている。その為、探査候補天体探索の為の観測は現在、終了している。そこで我々は今後の探査の情報の為に、これまで観測を行ってきた天体の物理情報(5分光・26多色測・光・32ライトカーブ観測)をまとめて、報告を行う。