日本地球惑星科学連合2018年大会

講演情報

[JJ] 口頭発表

セッション記号 G (教育・アウトリーチ) » 教育・アウトリーチ

[G-04] 地球惑星科学のアウトリーチ

2018年5月20日(日) 10:45 〜 12:15 104 (幕張メッセ国際会議場 1F)

コンビーナ:植木 岳雪(千葉科学大学危機管理学部)、小森 次郎(帝京平成大学)、長谷川 直子(お茶の水女子大学、共同)、大木 聖子(慶應義塾大学 環境情報学部)、座長:大木 聖子萩谷 宏

12:00 〜 12:15

[G04-12] 砂を見る -中等教育・高等教育から砂場遊びまで

*萩谷 宏1 (1.東京都市大学知識工学部自然科学科)

キーワード:砂、粒子組成、鉱物、中等教育、高等教育、生涯学習

砂は海岸の砂だけでなく、公園の砂場遊びや学校のグラウンドの砂として、子どもたちの身近なところに存在している。しかし砂を取り上げて、その粒子を拡大して観察するということは、意識しないとふつうには行われない。中学校・高等学校における理科学習の一環として、砂を拡大して見ることの重要性について検討する。また、大学における地学の基礎教育として、海岸砂の粒子を分類・識別させ、海岸砂の動態を粒子組成から追う試みについて、その有効性を議論する。