日本地球惑星科学連合2018年大会

講演情報

[EE] 口頭発表

セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-CG 地球人間圏科学複合領域・一般

[H-CG22] GLP(全球陸域研究計画)と持続可能社会の構築

2018年5月20日(日) 09:00 〜 10:30 202 (幕張メッセ国際会議場 2F)

コンビーナ:氷見山 幸夫(北海道教育大学名誉教授)、春山 成子(三重大学大学院生物資源学研究科共生環境学専攻)、王 勤学(国立研究開発法人 国立環境研究所)、座長:氷見山 幸夫(北海道教育大学名誉教授)、Ernan Rustiadi(Bogor Agricultural University)

09:00 〜 09:15

[HCG22-01] GLP(全球陸域研究計画)と持続可能社会の構築-セッション趣旨説明と提案

*氷見山 幸夫1 (1.北海道教育大学名誉教授)

キーワード:国際陸域研究計画、フューチャー・アース、持続可能な開発目標、持続可能性

平成29年10月16日、日本学術会議講堂で日本学術会議公開シンポジウム「GLP(全球陸域研究計画)の推進と国連持続可能な開発目標(SDGs)への貢献」が開催された。これはGLP (Global Land Project, 全球陸域研究計画) のこれまでの研究成果を広く紹介し、関連する諸領域との連携により更に発展させるために実施されたものである。GLPはFuture Earthが提起する8つの大きな課題群 (Key Focal Challenges) いずれとも、とりわけ課題1「すべての人に水、エネルギー、食料を」及び課題5「持続可能な農村開発を」と深く関わっている。また国連の持続可能な開発目標」SDGsのいずれとも、とりわけ開発目標11「持続可能な都市と地域」及び開発目標15「陸域の生命」と深く関わっている。本セッションは、国際的な見地からこのシンポジウムをフォローアップし、学際的な共同研究プロジェクトの形で具体化し推進することを目指すものであり、本発表はその趣旨を説明し、プロジェクトを提案することを目的とする。