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[MGI25-07] 立山カルデラの火口湖「新湯」で2014年から続く激しい水位変動
キーワード:活火山、水蒸気噴火、立山カルデラ、弥陀ヶ原、火口湖、間欠泉
立山カルデラの「新湯」は立山カルデラの底にある熱水をたたえる池である.活火山「弥陀ヶ原」の活動の中心である地獄谷の南,約3.5 kmに位置する.天然のオパール「玉滴石」の産地として全国的に有名で,2013年には国の天然記念物に指定されている.
この池は,立山火山第4期の水蒸気噴火でできた小規模な火口湖である.直径は30 m,水深は5.6 m,表層の水温は65~70℃.池中央にある複数の噴出口から熱水が湧出し続けているため常に満水で,熱水は北側の切れ口から溢れだし,立山カルデラ内を東西に流れる湯川に流れ込む.
2006年以降,噴気や地熱活動が活発化している地獄谷周辺と異なり,新湯では水位や水温に全く変化がみられなかった.ところが,2014年春先から突如激しい水位変動を起こすようになった.本発表では,2014年以降,現在まで継続して起こっている水位について報告する.
この池は,立山火山第4期の水蒸気噴火でできた小規模な火口湖である.直径は30 m,水深は5.6 m,表層の水温は65~70℃.池中央にある複数の噴出口から熱水が湧出し続けているため常に満水で,熱水は北側の切れ口から溢れだし,立山カルデラ内を東西に流れる湯川に流れ込む.
2006年以降,噴気や地熱活動が活発化している地獄谷周辺と異なり,新湯では水位や水温に全く変化がみられなかった.ところが,2014年春先から突如激しい水位変動を起こすようになった.本発表では,2014年以降,現在まで継続して起こっている水位について報告する.