日本地球惑星科学連合2018年大会

講演情報

[JJ] ポスター発表

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[O-02] 高校生によるポスター発表

2018年5月20日(日) 13:45 〜 15:15 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7ホール)

[O02-P22] 安山岩溶岩と玄武岩溶岩の節理に生じる流理構造の形成過程の比較

*村上 凱星1村上 由奈1 (1.兵庫県立西脇高等学校 地学部)

キーワード:流理構造、安山岩、玄武岩、自形斜長石の斑晶

兵庫県加東市の安山岩にも兵庫県豊岡市の玄武岩にも流理構造が見られる。異なる地域の異なる岩石なのに同じ構造が見られることを不思議に思った。流理構造が形成される原因の研究は先行研究に見あたらなかった。そこで、薄片を作成して偏光顕微鏡で構造を観察し、鉱物の形や配列、大きさ、斑晶と石基の割合などを調べて比較した。安山岩溶岩の流理構造は、細い縞部分が太い縞に挟まれて取り残された後に斜長石の斑晶が結晶化を始めたため結晶が小さく自形をなさない。玄武岩溶岩では、自形の斜長石の斑晶が大きく成長した後、斜長石が縞を仕切る壁となって配列し、細い縞の温度が急激に低下したため斑晶の割合が小さい。