日本地球惑星科学連合2018年大会

講演情報

[JJ] ポスター発表

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[O-02] 高校生によるポスター発表

2018年5月20日(日) 13:45 〜 15:15 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7ホール)

[O02-P49] 月の観測からケプラーの第2法則を導く試み

*石田 唯人1、*市原 洸1、*塩谷 彰太1、*片山 祐1、*白木 歩1佐藤 雅起1 (1.岐阜県立岐山高等学校)

キーワード:月の満ち欠け、月の公転軌道、ケプラーの法則

私たちは平成28年度から月の満ち欠けについて研究を行っている。29年度は月齢と月の輝面率の変化の関係や,地球-月間の距離変化について研究を行った。まず月の輝面率の変化を説明する計算式をモデル実験で求め,実際に撮影した画像から求めた輝面率と比較した。また月の視直径の変化から地球-月間の距離について調べた。その結果,月の輝面率の変化の様子から地球-月間の距離の変化などによって,その変化が一定ではないことが確かめられた。これらは月の公転に伴うケプラーの第2法則の影響,つまり月の公転速度の変化が大きく関係していると考えている。