[O02-P58] 嵯峨野高校校有林の有する多面的機能 ~下層植生と土壌侵食~
キーワード:降雨、土壌侵食
校有林では、野生のシカによる被害を確認しています。例えば、下層植生の衰退があります。もし今後下層植生が衰退していけば、土壌侵食が生じます。その後、森林生態系の維持に苦労するだろう。なので本研究では、私たちは下層植生の状況を理解し、下層植生の存在が降雨による土壌侵食を防ぐ効果をもたらすという目標を設定する。校有林では、下層植生のうちの80%以上がシダ植物です。そしてそれらのほとんどがコシダとウラジロから成っています。私たちはシャワーヘッドを用いて、雨の終端速度を再現しました。この実験の結果、私たちはシダ植物が降雨強度を弱め、土壌侵食防止の効果を高めるということを確認しました。