日本地球惑星科学連合2018年大会

講演情報

[JJ] ポスター発表

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[O-02] 高校生によるポスター発表

2018年5月20日(日) 13:45 〜 15:15 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7ホール)

[O02-P59] 嵯峨野高校校有林の有する多面的機能 ~胸高断面積と地上部バイオマスの推定~

*山西 菜々子1、*竹村 美潤1 (1.京都府立嵯峨野高等学校)

キーワード:バイオマス、森林

約70年前に嵯峨野校有林において、スギやヒノキが植林された。最近では、林内の一部広葉樹への遷移が起こっている。しかしながら、4年前まではこれらの木々は間伐されていないと思われる。本研究の目的は、現在の樹勢の状態把握と、将来の森林維持の方法を見出すことである。我々は、地上部のバイオマス量を測るのにビッターリッヒ法を用いた。現在、森林の平面測量を行い、5平方メートルのコドラートを50区画設置した。コドラートを基準にラインセンサスを設定し、簡易的に胸高直径を推定した。また樹高の計測に、ハンドレベルと距離計を用いて回帰直線を作成し、推定値の算出を試みた。これらの方法は有効で、我々は得たデータを解析している。