[O-02] 高校生によるポスター発表

[O02-P62] 毛細管現象の重力項を検討する

*上田 龍也¹、*河村 蓮¹、澤崎 祥江¹、*松田 孟男¹、山下 飛子¹、若林 健流¹、鴈金 舞¹、鄭 喆心¹ (1.大阪府立大手前高等学校 定時制の課程)

キーワード：毛細管現象、重力、微小重力

液体には表面積を小さくしようとする力である表面張力が働く．細い管の中にある液体は，表面張力により上に引っ張り上げられ，毛細管現象としてよく知られている．こ管内を引っ張り上げられた液体の高さは，細い管の半径に反比例しており，太い管より細い管のほうがより高くなる．また，重力も液体の高さと反比例している．重力を変化させることで，管の半径を変えたときと同じ現象が得られるのか実験的な検証を行った．理論式より，重力がゼロでは，液体の高さは無限大になるが．実験では，無限大になることはない．実験結果を実験装置の限界を見据えて考察する．