16:30 〜 16:45
[PEM12-11] 南極昭和基地での宇宙線観測による宇宙天気研究
キーワード:宇宙線観測による宇宙天気研究、南極昭和基地における宇宙線観測、汎世界的ネットワーク観測
国立極地研の共同研究により、南極昭和基地における中性子モニターとミューオン計を用いた新宇宙線観測が2018年2月から開始した。本講演ではこの新観測データの初期解析結果を報告する。また、GMDN(Global Muon Detector Network)が観測した2015年6月の「宇宙線バースト」現象を解析し、この現象を最初に報告したインドの巨大ミューオン計(GRAPES-3)による結果との比較を通じて、グローバルなネットワーク観測の重要性を強調する予定である。