日本地球惑星科学連合2018年大会

講演情報

[EE] 口頭発表

セッション記号 P (宇宙惑星科学) » P-EM 太陽地球系科学・宇宙電磁気学・宇宙環境

[P-EM12] Space Weather, Space Climate, and VarSITI

2018年5月23日(水) 15:30 〜 17:00 303 (幕張メッセ国際会議場 3F)

コンビーナ:片岡 龍峰(国立極地研究所)、Antti A Pulkkinen (NASA Goddard Space Flight Center)、草野 完也(名古屋大学宇宙地球環境研究所、共同)、塩川 和夫(名古屋大学宇宙地球環境研究所)、座長:片岡 龍峰(国立極地研究所)

16:30 〜 16:45

[PEM12-11] 南極昭和基地での宇宙線観測による宇宙天気研究

*宗像 一起1加藤 千尋1内田 悟1海見 走1門倉 昭2片岡 龍峰2Evenson Paul3 (1.信州大学理学部物理科学科、2.国立極地研究所、3.デラウェア大学バルトール研究所)

キーワード:宇宙線観測による宇宙天気研究、南極昭和基地における宇宙線観測、汎世界的ネットワーク観測

国立極地研の共同研究により、南極昭和基地における中性子モニターとミューオン計を用いた新宇宙線観測が2018年2月から開始した。本講演ではこの新観測データの初期解析結果を報告する。また、GMDN(Global Muon Detector Network)が観測した2015年6月の「宇宙線バースト」現象を解析し、この現象を最初に報告したインドの巨大ミューオン計(GRAPES-3)による結果との比較を通じて、グローバルなネットワーク観測の重要性を強調する予定である。