日本地球惑星科学連合2018年大会

講演情報

[EE] 口頭発表

セッション記号 S (固体地球科学) » S-CG 固体地球科学複合領域・一般

[S-CG54] ハードロック掘削 オマーンから海洋リソスフェア,島弧形成+

2018年5月21日(月) 15:30 〜 17:00 A09 (東京ベイ幕張ホール)

コンビーナ:高澤 栄一(新潟大学理学部地質科学科)、道林 克禎(名古屋大学大学院環境学研究科地球環境科学専攻地質・地球生物学講座岩石鉱物学研究室)、Peter B Kelemen (共同)、Damon A H Teagle (Ocean & Earth Science, National Oceanography Centre Southampton, University of Southampton, SO14-3ZH, Southampton, UK)、座長:道林 克禎阿部 なつ江(海洋研究開発機構 海洋掘削科学研究開発センター)

16:00 〜 16:15

[SCG54-13] マントルウエッジプレート境界掘削:オマーン陸上掘削ーサマイル・オフィオライトの炭酸塩岩化したカンラン岩から下位の変成岩までの掘削成果概要

*森下 知晃1敬礼人 笛人2Coggon Judith3またー よーぐ3ハリス ミッシェル6道林 克禎4高澤 栄一5ティーグル デイモン3ゴダード マーゴ7オマーン掘削計画第1期 科学チーム8 (1.金沢大学、2.ラモントードハティ地球研究所,コロンビア大学、3.サザンプトン大学、4.静岡大学、5.新潟大学、6.プリマス大学、7.モンペリエ大学、8.オマーン掘削計画第1期科学チーム)

キーワード:オマーンオフィオライト掘削、炭酸塩岩化したカンラン岩

オマーンのサマイル・オフィオライトでは,オフィオライトが衝上した際の海洋プレート最上部マントル/変成岩境界が観察される.オマーン陸上掘削第1期では,カンラン岩/変成岩境界の掘削に成功した.このカンラン岩は強く炭酸塩岩化を受けており,カンラン岩の炭酸塩岩化による二酸化炭素の鉱物貯蔵などのメカニズム解読が期待される.本発表では,BT1B掘削の全体像を紹介する.