日本地球惑星科学連合2018年大会

講演情報

[EE] ポスター発表

セッション記号 S (固体地球科学) » S-IT 地球内部科学・地球惑星テクトニクス

[S-IT25] Deep Carbon: Diamond formation and carbon speciation in Earth and planetary processes

2018年5月22日(火) 13:45 〜 15:15 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7ホール)

コンビーナ:大谷 栄治(東北大学大学院理学研究科地学専攻)、Litasov Konstantin(V.S. Sobolev Institute of Geology and Mineralogy SB RAS)、鍵 裕之(東京大学大学院理学系研究科附属地殻化学実験施設、共同)、Craig E Manning (University of California Los Angeles)

[SIT25-P04] マルチインパクト仮説2014 U06-P24による,キンバーライトパイプの起源アブダクションで検証
深部からダイヤモンド原石を含むマントル噴出メカニズムプレートテクトニクスの実証

*種子 彰1 (1.SEED SCIENCE Lab.)

キーワード:衝突エネルギーが全て地球対面への同時刻集中、マントル欠陥によるアイソスタシーで深海洋底の起源、高緯度への衝突が地軸傾斜の偶力、ハワイへの衝突は大陸移動前のキンバリー鉱山の起源、アブダクションは,一度だけの進化の複数の結果を利用した検証、マルチインパクト仮説

キンバーライトパイブの形成仮説は,世界で初めてのオリジナルなアイデアです.

キンバーライトパイプによる地球深部からの炭素噴出でダイヤモンドの形成メカニズムは研究されているが,何故キンバーライトパイプの噴出が起きるのか,原因は不明であった.

マルチインパクト仮説2014 U06-P24では惑星CERRAのマントル断裂片が地球に衝突しマントル欠損で海洋底の起源と成った.
地球衝突時衝突エネルギーは地球の対極で同時刻に到達し,マントル深部からキンバーライトパイブ噴出する.
テーチス海を形成したDrake Passage 位置(高緯度) への衝突は、地軸を23.5 度程傾けるモーメントミルーヌイ位置へのキンバーライトパイプの形成と、インド洋の形成とゴンドワナ大陸の分割と、分割された大陸が四方への大移動の原因となった。南極位置のマントル欠損は、南極大陸がそこに移動してそれ以降は移動は起きていない。デカン高原やオーストラリアは活発に移動した。太平洋のハワイ位置への衝突では、大陸移動する前のアフリカのキンバリー位置であり,17.5 億年前のプレミア鉱山大陸移動により鉱山ごと移動している。地球の反対側への衝撃波は、マントルや地殻を突き破る衝撃ジェットの噴出と共に、ダイヤモンド鉱山が形成された。

この様に,マルチインパクト仮説からダイヤモンドの起源アブダクションで検証できた.

世界で一番小さな個人科学研究所 SEED SCIENCE Labo. 探究対象は世界一広,過去も,[ 太陽系と月と地球の起 源,宇宙は膨張しないetc」